USB-HIDコントロール

知ってました?

CDJ-2000Nexusなどで可能なUSB-HIDコントロールという機能。

簡単に説明すると、CDJがオーディオインターフェイス&MIDIコントローラーになるイメージです。

Macだけ持って来れば良いので荷物少なくて済むという物理的なメリット+使い慣れたCDJ-2000Nexusで楽曲を選んで、各種操作できるという使いやすさ。

Macには一切触りません。

Macは大きい液晶モニターといった感じで、大きい波形で確認できるのでBEATのズレも分かりやすいです。

 

White Space Labでも主にTraktor使いの方がやってるのを見ていて便利そうだなぁーと思って見てたものの、PC持ち歩くのだるくて使おうとは思いませんでした。

去年の冬くらいには

"プロDJ/クラブ向けマルチプレイヤー「CDJ-2000NXS2」のUSB-HIDコントロール機能に対応したDJアプリケーションとしてSerato社製の「Serato DJ」をPioneer DJ Certification Program にて認証しました"

というような記事を見つけて、ついにSeratoも対応かーと思っていたのですが、3月くらいにDjay ProでもUSB-HIDコントロールが可能になっていました。

※SeratoはSL2などの対応オーディオインターフェイスが必要とのこと。

 

DjayはiPhoneのアプリ等が有名ですよね、僕が注目しているのはTraktor, Serato, rekordbox, Djayという有名DJソフトの中で唯一DjayだけがSpotifyでDJが可能なことです。

Spotifyのプレミアムアカウント必須ですが4000万曲を使えるのは大きな魅力です。

しかも、CDJ-2000Nexusでコントロールできるという夢のような仕様に。

 

実際に今日やってみましたが、もうプラグアンドプレイ!シンプルで簡単です。

楽曲の解析も一瞬で、使いやすくて分かりやすい。

 

実際にやってみてUSBメモリでのDJプレイと、USB-HIDコントロールでのDJプレイと比較して

 

メリットは、

USBメモリにいちいち曲を移し替えなくて良い、波形が大きくて見やすい、BEATのズレが視覚的に分かりやすいので、修正(ピッチコントロール)も簡単。

※Djay pro for macだとSpotifyが使える。

 

デメリットは、

現場にCDJ-Nexusシリーズなどがないと使えない(見た目同じなCDJ-2000は無理)

CDJのVerが古いとアップデートしないと使えない恐れがある。

同じようにDJソフトのVerとCDJのVerが合ってないと使えない場合がある。

なのでリハ必須。

Macを現場に持ってこないといけない。

※Spotify DJは事前にGrid設定したり楽曲解析しておくなどの仕込みをしておいた方が良さげ。

 

 

という感じでしょうか、MacでUSB-HIDだとめちゃ簡単でBEATもズレないので初心者にもお勧め!

 

Spotifyも使えるし、とりあえずDJ初心者に一番お勧めできるDJソフトかもしれないです。

自宅ではパイオニアのコントローラー使うと良いです。(DDJ-RBとか)

Spotifyの音質もMP3ながら320kbpsでCDJ-2000Nexusのサウンドカードで鳴らしてるので音はまあまあ良いです。普通に現場で使えるレベル。

Spotify以外にも楽曲管理ソフトはiTunesなので、普段iTunesで曲の管理をしている人にも便利です。

Djay pro for mac版のみでUSB-HIDコントロール機能使えますのでご注意ください。

 

過去にはiPadなどでもDjayを使ってSpotify DJをやったことはあるのですが、正直MIDIコンがないと厳しいなという感じです。

iPadだと楽曲の解析にも時間がかかったり、BPMの認識が悪かったりで、興味がある方はDjay Pro for macをお勧めします。(6000円とDJソフトの中でも最安)

ちなみにSpotifyでDJするには現場にWi-Fiがないと無理ですよ!

WSLはめちゃ早い無料Wi-Fiあるので完璧w